ゲーム理論に基づく長期間持続可能な資源選択方式

長期間持続可能なシステムを実現するためには,プレイヤー間の公平性を担保しなければなりません.一方で,プレイヤーは,長期間な目線で自身の利得の最大化を目指すことが合理的な判断となります.このとき,プレイヤーが占有する資源は他のプレイヤーにも影響を及ぼすことから,プレイヤーの利得を最大化しながら,プレイヤー間の公平性を担保するようなインセンティブ設計が必要となります.そこで,本研究では,ネットワーク資源の選択問題を繰返し確率ゲームとして定式化するとともに,両者の制約を満たすようなインセンティブ設計をモデル化します.更に,リアプノフ最適化アルゴリズムを利用した解法を提案し,ゲーム理論に基づくネットワーク資源の選択方式の特性を分析します.

原 崇徳
原 崇徳
助教