電子情報通信学会 コミュニケーションクオリティ(CQ)研究会 (2015/07/06-07)

こんにちは,小川です.ブログ初投稿で緊張しています. 2015年7月6日から7日にかけて,奈良先端科学技術大学院大学で開催された電子情報通信学会 コミュニケーションクオリティ研究会(通称:CQ研)で,大規模システム管理研究室から2名がポスター発表を行いました. 小川が発表した【制御可能型P2Pファイル配信方式に関する一検討】は,P2Pファイル共有のBitTorrentプロトコルで採用されているゲーム理論における「Tit-for-Tat戦略」を利用して,自律分散で機能するP2Pファイル配信を間接的に制御する方式について検討しました. 園田君が発表した【オーバレイネットワークにおけるパス選択のためのゼロサプレス型二分決定グラフを用いたパス列挙アルゴリズム】は,ゼロサプレス型二分決定グラフ(ZDD)を用いたパス列挙アルゴリズムを用いることでパスの選択候補を高速に列挙するための手法を提案しました.   表彰式では,投票の結果,制御可能型P2Pファイル配信方式に関する一検討がベストポスター賞に選ばれました!ありがとうございます!

  初めての学外発表(会場は学内ですが!)で,鋭いコメントをたくさんいただくことができ,勉強になりました. その後の懇親会では他大学や企業の研究者の方々から様々な研究トピックについて聞くことができ,とても楽しかったです.   参考: 大規模システム管理研究室の小川夏輝さん(博士前期課程2年)が、電子情報通信学会コミュニケーションクオリティ研究会において、ベストポスター賞を受賞しました。(2015/07/06)