研 究 分 野


専門分野

主な研究課題

以下は現在までに行ってきた課題と今後取り組もうと思っている課題です.

  1. 大規模災害時の緊急インフラストラクチャ向けコグニティブ・マルチホッ プ無線ネットワークの研究

    周波数帯域を二次利用するコグニティブ無線技術を応用し,無線基地局非依存 型マルチホップ無線ネットワークに向けた自律分散型MACプロトコルの研究を行 う.これにより,大規模災害時で通信インフラストラクチャが破壊された場合 でも高度な通信品質を提供できる情報通信網を迅速かつ広域に再構築すること が可能となる.

  2. 極値理論の応用に関する研究

    極値理論は標本または確率過程の最大値・最小値の漸近的挙動を取り扱う理論 であり,災害等の稀少事象が現実のシステムに与えるインパクトを評価できる. ここでは大規模なサーバマシン群から構成されるデータセンターに対して極値 理論を応用し,故障に頑強な構成法や応答性能の高いジョブスケジューリング について研究を行う.また,データセンターの大規模災害に対するリスク管理 についても研究を展開する.

  3. サービス・サイエンスに関する研究

    コールセンターの設計は,顧客を満足させつつ低コストなシステム設計やオペ レータ配置をしなければならないサービス・サイエンスの重要な問題である. ここでは顧客からの電話を自動的に処理する自動応答システムとオペレーター 配置を組み合わせた大規模複合システムの設計問題をマルコフ解析を用いて 検討する.

  4. トラヒックモデリングに関する研究

    MPEG2 やインターネットなどが混在する超高速ネットワークにおけるトラヒッ ク特性を遅延・棄却率・遅延ゆらぎ(ジッタ)および自己相似性の観点から調 べ,それらの特性を表現できる妥当な理論モデルの構築を行う.

  5. 高速通信網における高度な QoS 保証実現のための制御方式に関する研究

    高速通信網において個々のマルチメディア通信属性に応じた QoS 保証を実現 し,かつ網内回線の高い利用率を実現するための制御方式について研究を行う.

  6. 無線・有線を統合した情報通信システムの理論モデルの構築と性能評価 に関する研究

    無線・有線の通信システムを統合し,音声・画像等のマルチメディア通信を実 現するための研究を行う.具体的には光通信網とセルラー通信網を統合したシ ステムの理論モデルを構築し,性能評価を行うことで無線・有線混在システム が備えなければならない機能・制御方式について研究を行う.


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